サクソフォーンソロ
バリトンサクソフォーンとピアノのための「ソナタ」
Sonata for Baritone Saxophone and Piano
タイトル | バリトンサクソフォーンとピアノのための「ソナタ」 |
---|---|
作曲者 | 村松 渓歩 |
パブリッシャー | 村松 渓歩 |
価格 | USD30.00 |
カテゴリー | サクソフォーンソロ |
編成 | baritone saxophone, piano |
演奏時間 | 約14分30秒 |
楽章/曲数 |
|
YouTube |
https://www.youtube.com/watch?v=82bXVL9KOY0 |
難易度 | |
ファイルサイズ | 979.9 KB |
タグ | #バリトンサックス#バリサク#クラシック#ソロ#ソロコン#フラジオ#かっこいい#サクソフォン#サックス#サキソフォン#楽譜#ダウンロード |
Ⅰ-Allegro con moto
Ⅱ-Lento ma non tanto
Ⅲ-Allegro scherzando
この作品は、近年ソロ楽器としてもその可能性が注目されているバリトン・サクソフォーン、そのまだ数少ないオリジナル・レパートリーを開拓するべく、ピアノとの二重奏曲として作曲いたしました。コンチェルトとは違ったピアノとサクソフォーンのアンサンブルの美しさや楽しさを追求しつつ、従来のクラシックの作曲技法にジャズのエッセンスを加え、バリトン・サクソフォーンのソロ楽器としての技術的な特性が十分に引き出せるようにリズムや音楽構成を工夫しています。
Ⅰ - Allegro con motoはソナタ形式で書かれています。序奏では、曲中に多用される9thの和声の響きや第一主題のリズム・パターンが、同音連打による華々しく説得力のあるオープニングを彩ります。2つの主題のモチーフはバリトン・サクソフォーンによる大きなカデンツァを経て、壮大な音楽へと発展しますが、音楽は最後まで一貫性を保っています。
Ⅱ - Lento ma non tanto も第一楽章と同様にソナタ形式となっています。バリトン・サクソフォーンの低音域の表現と、フラジオ音域における奏法の技術の高さが要となる楽章です。
Ⅲ - Allegro Scherzando は、短いロンド形式でつくられ、それまでの楽章とは全く違う、明るい音楽が奏されます。バリトン・サクソフォーンには高い運指技術が要求されますが、あくまでも楽しくおどけるような音楽的要素が随所に散りばめてあります。
この作品は、第31回TIAA全日本作曲家コンクールにおいて審査員賞を受賞させていただきました。
ぜひ、コンサートのプログラムやソロコンテスト、試験等での演奏にオススメです!