最果ての城のゼビア 特設ページ

1「ゼビア」って何?最果ての城ってどこ?


最果ての城のゼビア ~知られざるもう一つの世界~ 《絶賛配信中!》

ただの改訂版や再編曲リアレンジではない。最果ての城のゼビアには知られていないもう一つの世界がある。課題曲とは違うパラレルワールドが広がる!→乐谱ページ


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1.1 正しくは...

みなさんの中には勘違いをされている方が結構いらっしゃるのであえて言っておきます。

この曲の題名は「最果ての城のゼビア」です。

「最果ての城ゼビア」ではありません。違いは「の」があるかどうかです。某有名スタジオの名作長編アニメ映画のタイトルによく似ているのでそう思う方がいらっしゃるようです。あちらは城=ラ○ュタですが、こちらは城=ゼビアではありません。念のため。

1.2 何のことか

多くの方は「ゼビア」と聞いて何のことだかわからないようです。この言葉は吹奏楽連盟の機関誌に寄せた文章でも少しだけ書かせてもらいましたが、ある言葉がこう聞こえたというところから来ています。その言葉の出所はいつも私が愛用している電子辞書でした。最近の電子辞書は英語なら英語のネイティブの発音を聞かせてくれるので重宝しています。曲が完成して題名をどうしようか悩んでいたころ、その辞書は「ゼビア♪」と言ったのです。 ちなみにその電子辞書は「SHARP Brain PW-AC910」です。

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1.3 コンセプトイメージ

もともとこの曲にはコンセプトイメージがありました。近年の課題曲の傾向として中高生にとってわかりやすい(と思われてる?)コンセプトが求められていると思ったので最初に「何かいい題材はないかな?」と考えました。夢、希望、冒険などの基本ワードから検討していきましたがどれもイマイチピンとこない。そもそもそういう抽象的なものからイメージを膨らますのはメンドクサイ。…とまぁそんなこんなであるひとつのモデルにたどり着きました。それからしばらくはそれについて調べました。ネットで調べたり、図書館へ通ったり。

しかしこのモデルが何であるかがすぐにわかってしまうのはイヤでした。それは演奏するみなさんに曲想を自由にイメージしてもらうためです。曲に対して持つイメージはバンドのサウンドを作る上で重要な役割を持ちます。バンドのオリジナリティを出すためにもバンドの個性を生かせるイメージ作りをしてもらいたいです。そのためにはこちらからイメージを押し付けるよりも想像の余地を残しておくのがよいと考えました。

なので今はまだあえて本来の意味や題材にしたものについては伏せておきます。英題に「ゼビア」が含まれていないのは書いてしまうと何のことだかわかっちゃうからです。コンクールも一段落した頃(9月頃?)にあらためて発表しようと思います。ぜひみなさんのオリジナル「ゼビア」を創造してみてください。どうしても知りたいという人には少しだけヒントを。「最果ての城のゼビア」は実在のものです。《現在、2 ゼビアの由来 ネタバレ注意!にてネタバレ中》

1.4 城は城ではない?

英題では「Castle」は単数形ですが本当は複数形にしようかどうか迷いました。結局「the farthest」な「Castle」が複数あるという意味ではないので単数形にしましたが、想定の「Castle」は複数ありました。その中には「Castle」でない「城」も含まれます。「城」は英語で「Castle」とはかぎらず他の単語もあるということはみなさんご存知かと思います。日本語でも現在では「城」とは呼ばれなくなった「城」もあります。「城」とか「Catsle」という言葉に縛られずに柔軟にとらえてみてください。

※朝日作曲賞は邦題のみの応募なのに入賞したら急に英題考えろって言われる。しかも英語しか認めん!とか。