音楽用語辞典

管弦楽で木管楽器の人数が各楽器3人づつの編成。例えば…フルート×3人、オーボエ×3人、クラリネット×3人、バスーン×3人が基本的な三管編成の木管セクション。3人の奏者のうちの1人ないし2人が同種の編成楽器に持ち替えることがある。例えばフルート → ピッコロ、オーボエ → イングリッシュホルン、クラリネット → Eb クラリネット、バスクラリネット、バスーン → コントラバスーンなど。これは一例で発音方法や運指がほぼ同じ楽器なら持ち替える可能性がある（もちろん金管楽器も楽器を持ち替えることがある）。

弦楽器や金管楽器、打楽器の人数は特に決まりはないが木管セクションとバランスの取れる人数が一般的。例えばホルン×4人、トランペット×3人、トロンボーン×3人、テューバ×1人、ティンパニ×1人、打楽器 ×2人、ヴァイオリン　1st×7人、2nd×6人、ヴィオラ×5人、チェロ×4人、コントラバス×3人など。この他ハープ、ピアノ、チェレスタなどが含まれることもある。

他の編成としては二管編成、四管編成が主流。