製本の仕方
ここで紹介するのはあくまで例ですのでより見やすい、より扱いやすい製本の仕方を研究するのもいいでしょう。
簡易的な製本
比較的簡単で安価な製本方法です。
用意するもの:穴あけパンチ、ひも
、片面印刷した場合は のり
(水のりではなくスティックのりなど)。
1. ページ順をよく確認した後、穴あけパンチで穴をあけます。各ページで穴の位置がばらばらにならないように慎重にそろえてから穴をあけましょう。

2. ひもなどで縛ります。

3. 完成です。

片面印刷した場合は上記の前にページの裏面同士の端をのりづけします(ページ順を間違わないように注意!)。

フラットファイルやペーパーファスナー
などで綴じてもいいでしょう。
*製本するときは片面印刷ですとコストや重量がかさむので両面印刷することをお勧めします。
少し高度な製本
のりづけによる製本です。
必要なもの:
のり
(水のりではなくスティックのりなどがいいでしょう。)、
クリップ
、
製本テープ
、作業できる場所(
のり
が付いても困らないようなある程度のスペース)
1. ページ順をよく確認した後、楽譜の端をよく揃えます(揃っていないとめくりにくい楽譜になってしまいます)。

2. 下図のように綴じ代の反対側をクリップで数箇所留めます。

3. 反対側の全ページをのり付けします(印刷面にのりが付かないよう注意してください)。

4. よくのりを乾かした後、背表紙を製本テープなどで整えて完成です。

片面印刷した場合は簡易的な製本と同様に作業前にページを貼り合わせます。
その他糸を使った製本など難しいものもあります。自分にベストな製本方法を見つけてください。そうすればきっとより楽しく完成度の高い演奏ができることでしょう。