高速ステップ入力の基本操作
高速ステップ入力の基本操作は片方の手で鍵盤を弾き、もう一方の手でキーボードを操作します。キーボードはテンキーを主に使います。私の場合はテンキーがキーボードの右側についているので左手で鍵盤を弾き右手でキーボードを操作してます。左手で鍵盤を弾くのが難しい方は逆でもいいです。
鍵盤は入力したい音程を、テンキーは音価(音の長さ)を指定します。高速ステップ入力ツールで音符を入力したい小節を選択した後、入力したい鍵盤を押したまま入力したい音価に対応するテンキーを押すとその音符が入力されます。テンキーと音価の関係は下の通り。
キーナンバー | 音価 | 音符、休符 | キーナンバー | 音価 | 音符、休符 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 六十四分音符 六十四分休符 |
2 | 三十二分音符 三十二分休符 |
|||
3 | 十六分音符 十六分休符 |
4 | 八分音符 八分休符 |
|||
5 | 四分音符 四分休符 |
6 | 二分音符 二分休符 |
|||
7 | 全音符 全休符 |
8 | 倍全音符 倍全休符 |
テンキーには音価のほかにも編集に便利な機能が割り当てられているキーもあります。
キー | 内容 | キー | 内容 | |
9 | 異名同音の切り替え | 0 | 入力モードの切り替え | |
. | 付点追加 | / | 連桁の連結切り替え | |
* | 臨時記号表示の切り替え | - | 半音下げる | |
+ | 半音上げる | Enter | 音を追加 |
マニュアルにはテンキーのナンバーロックを解除し、キーボード側の数字キーで操作するような書き方がされてますがテンキーで音価入力したほうがその他のキーとの連携で腕をあまり動かさなくていいのでナンバーロックをしてテンキーで操作することをお勧めします。まあ、好みによりますけど。
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