Finaleでの音部記号
Finaleでは全部で15種類+記号なしのパターンから音部記号を選んで使用できます。古典以前の楽譜を浄書する時や作曲や編曲のスケッチなどではこれらが以外に役立つこともあります。
Finaleで使える音部記号は以下の通りです。それぞれどこが何の音になるのかを理解していれば読めるようになります。楽器情報ファイルでは音部記号の指定にこの指定語を記入します。半角英数字で記入しましょう。
記号 | 名前 | 指定語 | 記号 | 名前 | 指定語 | |
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ト音記号 | treble | フレンチバイオリン記号 | frenchviolin | |||
ト音記号オクターブ上 | treble8va | ト音記号オクターブ下 | treble8vb | |||
ヘ音記号 | bass | バリトン記号 | baritone | |||
ヘ音記号オクターブ上 | bass8va | ヘ音記号オクターブ下 | bass8vb | |||
アルト記号 | alto | テノール記号 | tenor | |||
ソプラノ記号 | soprano | メゾソプラノ記号 | mezzosoprano | |||
バリトン(ハ音)記号 | cbaritone | パーカッション記号 | percussion | |||
パーカッション記号2 | altpercussion | 拍子記号なし | blank |
ト音記号とヘ音記号にはそれぞれオクターブ下と上の記号があります。その名の通りオクターブ上では実音は記譜音の1オクターブ上、オクターブ下では1オクターブ下の音になります。これらの記号を使わずにオクターブを変えたい時は五線ツールパート別の属性で移調楽器の設定を指定しましょう。
バリトン記号は2つありますが見ての通りどちらも読み方は同じです。パーカッション記号も2つありますが違いは見た目だけです。お好きなほうをどうぞ。
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