サクソフォーン
サクソフォーンは一般にサックスと呼ばれて様々な種類があります。シングルリード楽器。吹奏楽ではアルトサクソフォーン(アルトサックス)、テナーサクソフォーン(テナーサックス)、バリトンサクソフォーン(バリトンサックス)が一般的で、ソプラノサクソフォーン(ソプラノサックス)もよく使われる。どの楽器も音域による音色、音程のむらが少なく演奏もしやすく表情も付けやすい。低音では小さい音量での演奏はやや難しい。
他の木管楽器よりも大きい音も出せるので金管楽器と合わせることもでき、その間を取り持ちます。ジャズなどポップスの演奏でも活躍します。
アルトサクソフォーン(日) Alto Saxophone(英) Alto Saxophon(独) Alto Saxophone(仏) Alto Saxofono(伊) 実音は記譜音の長6度下
アルトサックスは音域Aでは力強く、音域Bでは表情豊かに、音域Cでは鋭い音色が特徴ですがどの音域でもむらなくオールマイティに演奏できます。吹奏楽では一般に2パートを1人から数人づつで担当します。
テナーサクソフォーン(日) Tenor Saxophone(英) Tenor Saxophon(独) Tenor Saxophone(仏) Tenor Saxofono(伊) 実音は記譜音の1オクターブと長2度下
テナーサックスもアルトサックスと同様の特徴がありますが、低音でより太く高音でやや薄くなる傾向があります。吹奏楽では一般に1パートを1人から数人で担当しますが、ポップスでは2パートに分けられることもあります。
バリトンサクソフォーン(日) Baritone Saxophone(英) Baritone Saxophon(独) Baritone Saxophone(仏) Baritone Saxofono(伊) 実音は記譜音の1オクターブと長6度下
バリトンサックスも他のサックスと同様ですが、低音はより太く勢いがあり高音では薄くなります。低音では1人で他のサックスを支えられるだけの音量が出せます。吹奏楽では一般に1パート1人で演奏しますが大編成では数人が担当することもあります。
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