※このページは古い記事です。最新のFinaleには応用できないこともありますのでご了承ください。


あなたも音楽つくりませんか?

経験は問いません。音楽が好きでもっと人とつながりたいのなら挑戦しましょう。→ ソナチネミュージック楽譜ライブラリー


Finaleで音楽制作!

ユーフォニアム

ユーフォニアム, Euphonium [英], Eüphonion [独], Euphonium [仏], Eufonio [伊]


ユーフォニアムはトロンボーンと同じマウスピースを使い演奏できる音域も同じなので違いはバルブとスライドぐらいかと思いきやこの二つの楽器は構造が違うので出てくる音はまったく違うものです。その違いはトロンボーンは直接的でハリのある音なのに対してユーフォニアムは柔らかく丸いつややかな音色がします。実音と記譜音は同じ。

バルブはピストンが3つのものと4つのものがあります。4番バルブはトロンボーンのF管とほぼ同じ役割を持っています。


吹奏楽では1〜2パートを1〜2、3人で担当します。この音域の楽器では一番小回りがきくのでメロディやオブリガートを担当することが多い。木管楽器とも合いやすいのでホルンとともに金管楽器と木管楽器を結ぶ役割も持ちます。


昔の楽譜にはト音記号で書かれたものもあります。普通はBb管で書かれていますが読む際には確認しましょう。現在ではヘ音記号で書くのが一般的です。


ユーフォニアムとよく似た楽器にバリトンがあります。両者は見た目は似ていますが違う楽器ですので音色も違います。昔の吹奏楽では両者を同じ楽器かのように扱っていましたが現在ではバリトンはほとんど使われずユーフォニアムに取って代わられています。バリトンを持っている人はごくわずかです。上記で触れたト音記号はバリトンの名残です。

← 前のページ 次のページ →
@sonatine_music からのツイート Check ツイート お気に入り登録