下の譜面は一通り入力した状態です。これからレイアウトを調整していきますのでまだ読める段階じゃありません。
プレイバック機能で一通り音に間違えがないことを確認した後、移調楽器を実音で表示で実音表示を移調表示に直しておきます。
まずは強弱記号など発想記号の位置を手動で修正します。こういうところは人の目で見て直さなくてはいけないところなので自動的にやろうとか思わないこと!スコアでは他のパートの五線との間隔が狭くなりがちなのでわかりにくくならないように注意しながら調整します。
それでもスペースがなくて収まらないということはよくあります。そのときは表示をページ表示にして([Ctrl+E]で切り替え)ページレイアウトツールでスペースを作りたい組段を右クリック→五線を個別に移動可能にするを選択します。そうすると五線ツールで組段ごとに五線の位置を調節できるようになります。五線ツールを選択すると各五線の左端の上下に2つのハンドルボックスが表示されます。上のボックスはドラッグすると全ての組段の移動、下のボックスはその組段だけ五線の位置を変更できます。
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