※このページは古い記事です。最新のFinaleには応用できないこともありますのでご了承ください。


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スコアを書く

いよいよスコアを作ります。まずは必要な五線を用意します。ファイル・セットアップウィザードから楽器を指定して作ってもいいのですが、吹奏楽の編曲をする方ならあらかじめ吹奏楽用のテンプレートを作成して、そこから金管楽器、打楽器を削除して使うのがいいでしょう。

使用する楽器はPiccolo、Flute、Bb Clarinet、Bass Clarinet、Alto Saxophone、Tenor Saxophone、Baritone Saxophoneです。Flute、Alto Saxophoneはそれぞれ1段に2パート書きます。Bb Clarinetは3パートを独立して書きます。下の譜面は移調楽器を実音で表示にしてあるのでどのパートも調号が書かれていませんが最終的にはパートによっては調号が付きます。

とりあえず作ったスケッチどおりに入力します。

高速ステップ入力で1つのパートを適当に入力してアーティキュレーションや変形図形などを入力します。同じ動きのパートにはブロック移動ツールでドラッグ&ドロップでコピーしていきます(ブロック移動ツールをコピー&置き換えに設定)。オクターブ違いのパートはコピーしてからブロック移動ツール→移調→音程を1オクターブに、移調する方向を任意に設定してOKを押します。Fluteのようにオクターブで重なっているパートは元の音を残すをチェックします。これらはメニューのブロック移動をクリックした後、[T]キーを押すと移調ウィンドウが開きます。そのまま音程を上げるときは[U]を、下げるときは[D]、元の音を残す場合は[O]を押して[Enter]。音程を1度1オクターブにしておけばこれですばやく作業ができます。

アーティキュレーションや変形図形だけをコピーする場合はメニューのブロック移動で音符に付随する項目をコピー(アーティキュレーション)や小節に付随する項目をコピー(強弱記号やクレッシェンドなどの図形)を選んで設定します。メニューのブロック移動をクリックした後、[N]キー(音符に付随する項目をコピー)、[Y]キー(小節に付随する項目をコピー)を押すと設定ウィンドウが開きます。[R]キーでアーティキュレーション、[S]キーで変形図形、[E]キーで発想記号のチェックです。

このへんのキーボード操作を使いこなすと入力時間がグッと短くなります。

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