金管楽器だけで編曲してみる
吹奏楽の楽器を分類すると木管楽器、金管楽器、打楽器に分けられます。それぞれが独自のアンサンブルになっていて、それらが集まって吹奏楽になります。そのアンサンブルはまたそれぞれの楽器ごとのパートの集まりになっていてそこでもアンサンブルをしています。つまり一つ一つの楽器が集まってできたアンサンブルがさらにまた集まって吹奏楽はできているのです。
吹奏楽の中の金管楽器だけ、つまり金管セクションを使って中高生のスクールバンド用に編曲して見ましょう。編成はBbトランペット×3、Fホルン×2、トロンボーン×3、ユーフォニアムとチューバそれぞれ1とします。
題材は木管楽器だけで編曲してみるに引き続きクレメンティ作曲「ソナチネ」作品36-1 第2楽章です。とは言いながらも、この曲を金管アンサンブルにするにはかなり手を入れなければならないでしょう。今回はその過程もご紹介できればと思います。下の譜面はピアノ譜です。
完成した譜面の完全版は楽譜ライブラリーで無料公開しています。スコア、パート譜に加えスケッチとピアノ原曲の譜面もセットになってます。クレメンティ/ソナチネ for 金管セクション 第2楽章をダウンロードする
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