以下、完成したスコアです。
スコアの番号と照らし合わせてみてください。
(1) テンポ指示記号は発想記号ツールでパート別表示リストを編集してスコアでは一番上に、パート譜では全てのパートに表示されるようにあらかじめ設定しておきましょう。
(2) 原曲で3連符のアルペジオだった音形は金管楽器の初心者には難しいのでこのような音形にしました。 全曲にわたって音域は無理のない音域にしてあります。
(3) スラーを原曲のままにすると金管楽器の初心者には難しくなるので跳躍が大きくなるところは変更しています。 ハモりパートはメロディにあわせたアーティキュレーションになっています。
(4) ここはトランペットを引き続きメロディにすると音域に多少の無理が出てくるので1オクターブ下げてホルンに変更しています。 いろいろな楽器がメロディを担当することで曲全体のバランスもよくなります。 誤解が起きないようにa2と記入しましょう。
(5) 原曲では3連符ですがここではトロンボーンが3連符を演奏しているので四分音符に変更しています。
(6) 3番トロンボーンは休んで代わりにユーフォニアムが加わっています。 3番トロンボーンの音域が少し高くなるため。
(7) トランペットが演奏しやすいようにスラーを変更しています。
(8) ここもトランペットが演奏しやすいようにスラーを変更しています。 高い音への跳躍はスラーだと音が外れやすくなります。
完成した譜面の完全版は楽譜ライブラリーで無料公開しています。 スコア、パート譜に加えスケッチとピアノ原曲の譜面もセットになってます。 クレメンティ/ソナチネ for 金管セクション 第2楽章をダウンロードする
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